健田須賀神社祭典・行事

１月１日　歳旦祭
歳の始め、日の始め、時の始めの午前零時を期して斎行いたします。新年をお祝いし、氏子崇敬者お参りの方々の一年間の健康、発展、家内安全の祝詞が奏上されます。また新年の初祈願祭が午前零時より早朝９時より毎時間斎行され、新年の抱負を祈る参拝者で賑わいます。

１月３日　元始祭
歳首にあたり皇祖天照大神さまが皇孫をお下しになり、わが日本国の永遠の発展を教えられたその精神にたちかえるよう神さまの御恩を感謝し、皇室と日本国の隆昌を祈って行なわれます。

２月３日　節分祭追儀式（せつぶんさいついなしき）
当神社の節分祭は近隣の神社にさきがけて古い時代より行なわれました。年々盛大になり、追儺の儀（梓弓の神事）が行なわれます。一の矢、二の矢、三の矢が鬼に向けて放たれ、災厄を祓い、招福の願いがこめられた撒物が夜空に舞い、福をいただく参拝者のうずとなります。

２月１１日　（建国記念日）紀元祭（きげんさい）
日本の建国をお祝いし、日本国の発展と国民の幸せ隆昌をお祈り致します。

４月１５日　春季例祭（太々神楽奉納）
茨城県無形文化財指定太々神楽が奉納され、国家安泰、五穀豊穰、産業振興をお祈りされます。

太々神楽
五行の舞、猿田彦の舞、翁の舞、蟇目の舞、稲荷の舞、恵比寿の舞、や天の岩戸を題材にした舞十二座が舞われます。

７月第３日曜日から第４日曜日／夏季大祭（祇園祭）
当神社はもとより結城市最大の大祭礼。須賀神社ご鎮座（1242）より脈々と現在まで継承され、神社本殿開扉となり、御神体を神輿に遷し、氏子２６町内を渡御、「結城のあばれ神輿」として知られ１週間お仮殿に安置されお還りとなる。お仮殿では毎夜、ご祈願祭がおこなわれ、会所めぐりや金魚すくい、わたあめなどまた中日行事として、旧大神輿、万灯神輿の渡御や子供神輿の連合渡御、様々なイベントが企画され駅通り、神社境内数万の人出となる。
神輿出御の日には子供の無病息災成長をねがう「おけさ幣」が授与され、鉢巻きにこの御幣がさされ、行衣すがたで神社をお参りに来られる。また神輿渡御にあたっては各戸雨戸サッシを洗い清めて、〆縄を張り、清々しく神輿を迎える風習がある。神輿の先導には高張提灯、阿吽の天狗猿田彦大神が先導をする。家々では、結城名物「ゆでまんじゅう」をこしらえて食す習慣がある。

７月３１日　夏越祭大祓式（輪くぐり）
この祭りは「輪くぐり」としてしれれ『延喜式』五十巻の中の祝詞式に見える大祓の祝詞六月晦日の大祓の神事と当神社のご祭神スサノオノミコトの故事からきています。知らず知らずに犯した罪、けがれ、すなわち心身に積もった生活との悪循環の一切を精神的、物質的に洗い清め、きれいに清々しくなって過去半年を更新し、残る半年を健康に送ろうと云う神事です。無病息災、小児虫封じ、身体健全、病気平癒の信仰が古くからあり、神前に設けた茅の輪をくぐって、疫神に拝礼して、人形で身をさすって祓い納めます。午後１０時疫神、人形を屋台にのせ、お囃子をかなで川まで送り、川に流します。この神事は結城伝統の民俗行事です。

１０月　夜神楽祭
夕刻より収穫感謝の神事が執り行われ、御神前に神楽、雅楽が奉納されます。
秋の夜長、篝火に映し出された幻想な空間で神楽を観賞しながら、その年に収穫された新米、野菜で作られたおにぎり等が参拝者にふるまわれます。

１１月１５日　例大祭（健田まち）
当神社創建のいにしえより１１月１５日に執り行なわれている祭典中もっとも重要な祭典である。神恩に感謝する祭典です。神嘗祭、新嘗祭と同様です。一般には「健田まち」としてしられ結城郷一帯はもとより北は栃木県河内郡、小山市、南は茨城県猿島郡に及んでいることから、この地方の代表祭礼であり、結城郷の代表的神社であったことが理解できます。

１２月３１日　大祓式除夜祭
一年の下半期の罪けがれを祓うお祭りです。氏子の代表の総代さんやお正月奉仕の巫女さんたちにより取り行なわれます。

毎月1日、15日　月次祭（つきなみさい）
毎月行なわれるお祭りです。月参りをされる方はご参加ください。月次会と申しまして月参りをされている方の会があります。神職と一緒に大祓詞を奏上し祭典を奉仕いたします。早朝にお祓いを受け清々しい気持ちでお仕事をしてください。この月次祭に参加されますとこれまでの自分と違った人生観を経験されます。生かされている喜びにあふれます。祭典終了後、神道の講和や人生経験豊かな皆さま方のお話を聞くことができます。

月次会（つきなみかい）
毎月の月次祭を宮司他神職と一緒に奉仕する会です。どなたでも参加自由です。祝詞の中で会員皆様の名前を奏上しご祈願いたします。月会費 1,000円。

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